梅干しの賞味期限はいつ頃?減塩はちみつ梅干しの傷みにくい保存方法もご紹介
常温で置いておいても長持ちするイメージがある梅干しですが、実際の賞味期限はどのくらいなのでしょうか。
また殺菌作用が期待される塩分の濃度を低くして漬け込んだ梅干しや、はちみつなどの調味液に付けた梅干しは、一般的な梅干しと比べて賞味期限や保存方法に違いがあるのでしょうか。
そこで今回は、減塩しはちみつ漬けにした梅干しの賞味期限と、上手な保存方法をご紹介します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
6ヶ月が限界?市販の梅干しの賞味期限
市販されている梅干しの賞味期限は、商品にもよりますが、長くても6ヶ月程度。
ただし塩分濃度や漬け方、漬け込む調味料の有無などによって、賞味期限は様々です。
昔ながらの塩分濃度が高い梅干しは1年以上持つ商品もありますが、最近人気のある減塩タイプの梅干しでは2週間程度の商品もあります。
なお表記された賞味期限はあくまでも容器を開けていない状態で食べられる目安なので、開けた後は容器に書かれた保存方法を守り、なるべく早く食べると安心です。
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手作りの梅干しにも賞味期限は、ある?
では、自宅で手作りした梅干しにも賞味期限はあるのでしょうか。
手作りの梅干しも市販の梅干しと同じように、塩分濃度や漬け方などによってその期限は変わります。
できるだけ長い時間持つ梅干しを作るには、ホワイトリカーや焼酎などのアルコールで消毒した清潔な容器を使い、塩分濃度が20%以上になるよう十分な量の塩で梅を漬け込んで、しっかりと天日干しをする伝統的な製法で作るのがおすすめ。
漬ける前には使う青梅に傷みがないか、漬けている間も梅にカビが生えていないかなど、細かなチェックが大切です。
そのようにして漬けた手作りの梅干しは、1年ほど持つと言われています。
なお塩分を減らして作った梅干しや、はちみつなどの調味料を加えて作った梅干しは期限が短く、およそ1ヶ月程度です。
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冷凍すれば賞味期限が延びる?
手作りした自家製の梅干しと市販の梅干し、どちらもできるだけ長く楽しみたいものですよね。
減塩梅干しやはちみつ梅干しは塩分が気になる方でも食べやすくて人気ですが、日持ちがしないのが難点。
目安の期限内に食べ切れそうにない場合には、梅干しの冷凍保存がおすすめです。
冷凍することで美味しさを保ちやすくなることに加え、調味液が程よくシャーベット状になって常温とは違った食感を楽しむことができます。
梅干し自体は塩分が含まれる関係で固まりすぎることはないので、冷凍庫から出してそのままおやつに、またはお料理に使うのもよいでしょう。
元々は日持ちのしないものなので、時には味の変化がないかを確認し、早めに食べきってください。
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梅干しの保存方法
お気に入りの梅干しを長く楽しむために知っておきたい、おすすめの保存方法をご紹介します。
この方法で大丈夫かな?と心配になる前に、あらかじめチェックしておきましょう。
保存場所
梅干しをおいしく長持ちさせるためには、保存場所がとても大切です。
塩分濃度が20%以上の梅干しは、直射日光の当たらないキッチンなどの冷暗所で保存が可能ですが、夏場や気温が25度以上の時期は冷蔵庫での保存がおすすめです。
また減塩梅干しやはちみつなどの調味料を加えた梅干しは、塩分量が少ない分カビが生えやすいため、気温にかかわらず冷蔵保存しましょう。
保存容器
いずれの梅干しも必ず、空気が触れにくい蓋つきの密封容器で保存しましょう。
梅干しの酸や塩に強い甕(かめ)や壺はもちろん、ガラス瓶や琺瑯なども便利です。
ただし金属製とアルミ製の容器は、酸の強い梅干しの保存には使用できないのでご注意を。
取り出す時は清潔な箸で
容器から梅干しを取り出す時に気を付けたいのが、必ず清潔な水気のない箸を使うこと。
水分が付いている箸で触れてしまうと、そこから菌が繁殖する恐れがあります。
予め使う分だけ取り出し、食卓に並べるようにしましょう。
減塩はちみつ梅干しを使ったレシピ
酸味が強い梅干しが苦手な人も食べやすく、まろやかな味わいで人気のある「減塩はちみつ梅干し」を使ったおすすめレシピを紹介します。
毎日の献立やお菓子作りなどのぜひお役立てくださいね。
梅寒天のあんみつ
「梅寒天のあんみつ」は、甘酸っぱい梅寒天にバニラアイスや粒あん、白玉を添えていただくスイーツ。
レシピでは梅寒天作りにしそ漬梅干しを使用していますが、はちみつ梅干しでも作れます。
少し固めの寒天に仕上がるので、食感も楽しめますよ。
鶏むね肉と野菜の梅酢炒め
「鶏むね肉と野菜の梅酢炒め」は、鶏むね肉と色とりどりの野菜を使用した、さっぱり味の炒め物。
材料を炒めたら最後に梅酢とみりんを合わせた調味料を入れ、さらに炒め合わせれば完成です。
はちみつ梅の果肉をたたいて梅酢の代わりにしても、おいしく食べられますよ。
梅つくねのロコモコ風
「梅つくねのロコモコ風」は、鶏ひき肉とみじん切りにした玉ねぎに、梅干しの果肉を混ぜて風味を付けたご飯に合うレシピ。
いつもの鶏つくねに梅の風味がプラスされて、さっぱりと食べられます。
五代庵のサイトには、ほかにも梅干しや梅製品を使用したレシピをご紹介しています。
どれも簡単に作れるレシピばかりなので、ぜひご覧ください。
またレシピで使用している梅干し商品は、お中元やお歳暮などにもおすすめです。
老舗の梅専門店である五代庵こだわりの商品を、ぜひご利用ください。
自家製梅干しと専門店の味を食べ比べてみよう!
自家製の梅干しもおいしいですが、梅専門店の五代庵が作るこだわりの梅干しも絶品!
五代庵の梅干しはすべての商品に厳選した和歌山県産みなべ町産の紀州南高梅を使用し、昔ながらの白干梅干しをはじめ、はちみつ梅干しやしそ漬梅干しなど様々な種類を取り揃えています。
また約20種類もの梅酒ラインナップには、お酒が苦手な方でも飲みやすい、はちみつ入りの商品もございます。
梅干しや梅酒のほかにも、梅のお菓子、お惣菜などもご用意いたしております。
お中元などのギフト対応の品物には、熨斗や包装のサービスも承っております。
五代庵の梅商品が、暑さをしのぐ一助となれば幸いです。