梅流しで腸活!便秘解消にも期待度大な梅干しのレシピで健康的にデトックス!
お腹の調子が優れず便秘や下痢の状態が続くと、日々の生活に支障が出てしまい大変ですよね。
そうならないために対策をしていきたいものですが、世の中には多くの情報が出回っており、何をどう選べばいいか迷ってしまうことも。
実は、日々の食事に手軽に取り入れることで、腸活に役立つと言われる食材があります。
その食材は、なんと「梅干し」です。
なぜ梅干しが腸活に役立つと言われているのか、便秘対策とどんな関係があるのか、その理由を解説していきます。
目次
梅干し、実は腸によく効く成分の宝庫
梅干しは、腸への良い働きが期待度できる成分が豊富に含まれていることから、腸活に役立つと考えられている食材です。
腸内環境が整うと便秘の改善につながりやすくなるので、食事で健康的にデトックスを促したい方に梅干しはおすすめです。
では、梅干しに含まれている腸にいいとされる成分について、詳しく見ていきましょう。
クエン酸
梅干しに豊富に含まれるクエン酸はアミノ酸の一種で、疲労回復に役立つ成分として広く知られています。
またカルシウムの吸収を助ける作用があるとも言われているため、カルシウムを豊富に含む食材と梅干しを一緒に食べるのもおすすめです。
そんなクエン酸ですが、実は、腸活にも役立つ成分でもあるのをご存知でしょうか。
クエン酸には、腸の調子を整え、腸のぜん動運動を活発にする作用があるとされています。
またクエン酸は、食事で摂取した糖の代謝を高めて、エネルギーへの変換をサポートする働きもあり、消化にも役立ちます。
夏バテなどで食欲がない時、腸の働きを促したい時、クエン酸が豊富な梅干しが役立つかもしれませんね。
カテキン酸
梅干しに含まれるカテキン酸はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用や殺菌作用、抗菌作用などが期待される成分です。
カテキン酸が持つそれらの作用は、食物の品質維持や食中毒の予防などにも利用されているほど。
またカテキン酸は、腸内の善玉菌を増やしつつ、悪玉菌が増えるのを抑える作用があるとされています。
腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが整うことで、腸の働きが促され、便秘解消が期待できるのです。
植物性乳酸菌
さらに梅干しには、植物性乳酸菌が含まれています。
植物性乳酸菌は腸内の善玉菌のえさとなり、腸内環境を整える作用があるとされる成分。
みそや漬物などに含まれる植物性乳酸菌は、豆などの植物を原料とし、塩分や酸などが高い環境で育つ乳酸菌です。
そのため、胃酸に強く、生きて腸まで届く乳酸菌と言われています。
便秘への効果は人それぞれ
どのような食品にも言えることですが、これらの効果はその人の体質によっても影響が異なります。
そのため、梅干しを食べていれば大丈夫!というものではありません。
体を動かす、腸活にいいとされる善玉菌や食物繊維を多く含む食材を食べるなど、さまざまな方面から便秘解消に取り組むのがおすすめです。
便通改善?梅干しの簡単レシピ
腸内環境を整える成分が豊富で、便秘に効果が期待できそうな梅干し。
もちろんそのままご飯のお供として食べるのもいいですが、腸に優しい食べ方があったら嬉しいですよね。
手軽に作れる、おすすめの梅干しの加熱レシピをご紹介します。
梅流し
まずご紹介するのは、便秘解消を助けると言われている人気の料理「梅流し」です。
「梅流し」は食事療法の一種と言われており、プチ断食に良いと聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
材料は、水分や食物繊維、さらには消化を促す消化酵素が豊富な大根1/2本と、梅干し2〜3個、昆布15g程度、水1.5Lのみ。
食べ方にも手順があり、まずはお椀一杯分の煮汁を、ゆっくりと飲むのがポイント。
煮汁を飲み終えた後、大根や梅干しを食べていきます。
前回の食事から時間を置いた空腹時に食べると良いそうです。
- 作り方
- 絞った布巾で昆布の表面を拭き取り、汚れを落とす
- 昆布と水を容器に入れ、冷蔵庫で半日ほど置き、昆布だしを取る
- 輪切りにした大根を柔らかくなるまで鍋で煮る
- 種を取り除いた梅干しを鍋に入れ、5分ほど煮る
梅干しをほぐす手間を省きたい方には、梅肉チューブがおすすめです。
また、梅肉エキスは塩分をほぼ含まず、無添加な商品で、ヨーグルトやパンに載せても美味しく食べられます。
梅流し以外にも、お手軽な梅干しレシピがありますよ。
焼き梅干し
まずは、表面に焼き目がつくほど焼いた「焼き梅干し」をご紹介します。
梅干しを加熱すると、梅干しに含まれる「バニリン」と「クエン酸」が結合し、「ムメフラール」という成分ができます。
これは、血流を良くして身体を温めてくれる手助けをする作用があると言われている成分。
身体を温めるのは、お腹の調子を整えるのにもいいと言われています。
こんがり焼いた梅干しを、ほっかほかの白いご飯と一緒にどうぞ!
梅湯
次に、電子レンジで簡単に作れる「梅湯」のレシピをご紹介します。
材料は梅干し1個、水160ml程度、電子レンジで加熱可能なコップのみです。
特別な材料も必要なく、手軽に作れるだけでなく味もとてもおいしい「梅湯」。
ぜひ、お気に入りの梅干しで作って飲んでみてはいかがでしょうか。
- 作り方
- 種を取り除いた梅干しと水を、コップに入れる
- 電子レンジで1分半〜2分ほど加熱する
- 梅干しをほぐしながらかき混ぜる
また五代庵では、梅干しを使った美味しいレシピを多数ご紹介しています。
手軽に作れるおつまみから、食卓の主役になるような一品までバリエーションも豊富。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
梅干しと一緒に!お腹を元気にする食べ合わせ
お腹の調子を整える作用が期待できる梅干し。
他の食材との食べ合わせによって、さらにお腹が元気になったら嬉しいですよね。
そこで、お腹の調子を整えたい時におすすめしたい食べ合わせをご紹介します。
梅干しとヨーグルト
梅干しと食べ合わせが良いとされる食材のひとつに、ヨーグルトがあります。
梅干しとヨーグルト?と、意外に思われる方もいるかもしれません。
これは梅干しに含まれる乳酸菌とヨーグルトの乳酸菌を組み合わせることで、善玉菌の働きをより良くする作用が期待できるため。
なんとなくお腹の調子が優れない時に、ぜひ試したいですね。
また、先に説明したように、梅干しに豊富に含まれるクエン酸はカルシウムの吸収力を上げると言われています。
つまり、カルシウム豊富なヨーグルトとの食べ合わせは、一石二鳥というわけです。
カルシウム不足を感じる方には、ヨーグルト以外のカルシウムが豊富な食材と梅干しの食べ合わせもおすすめですよ。
問題の味はどうなの?と疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。
それが結構美味しいと評判です。
初めて挑戦する方は、はちみつ梅干しと加糖ヨーグルトを混ぜて、スイーツ感覚で味わうのがおすすめです。
梅干しと納豆
ご飯のお供として、食卓でおなじみの食材である梅干しと納豆。
こちらも、おすすめしたい食べ合わせのひとつです。
納豆は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランス良く含まれており、腸内の環境を整える食材とされています。
腸の調子を整えるクエン酸やカテキン酸、植物性乳酸菌などが含まれる梅干しとの食べ合わせは、お腹の調子にお悩みの方におすすめです。
関連記事:納豆と梅干し、食べ合わせはOK?食べ合わせを活かす方法と、簡単レシピもご紹介
関連記事:梅干しとうなぎは食べ合わせが悪い?組み合わせの良い食べ物・悪い食べ物
腸活におすすめな梅干し3選
老舗紀州梅専門店の五代庵では、さまざまな種類の梅干しを製造、販売しています。
腸活にもおすすめしたい、五代庵のおいしい梅干しを3つご紹介します。
白干梅干し
五代庵の「白干梅干し」は、紀州南高梅と塩だけで漬ける、昔ながらの製法で作られた梅干しです。
他の梅干しより塩分濃度は高めで、酸味が強く感じられますが、抗菌作用も高いのが特徴。
カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、梅の栄養素を余すことなく摂取できます。
調味料や添加物を使用していないので、無添加にこだわる方や、健康に気遣う人にもおすすめ。
甘い梅が苦手な人、料理に使いたい人にもおすすめしたい梅干しです。
紀州五代梅
五代庵の自信作「紀州五代梅」は、厳選した紀州南高梅のみを使用し、独自の二度漬け製法で仕上げた梅干しです。
長期間漬け込むことで梅の酸味と甘さのバランスが保たれ、梅の旨味を存分に味わえます。
ご飯のお供としてはもちろん、ダイエット中で甘いお菓子などを控えている人や、おつまみとしてもおすすめ。
「プレミア和歌山」(和歌山県有料健産品推奨)や「総務大臣賞」など、受賞歴多数で、五代庵の中でも人気の商品です。
こんぶ梅干し
五代庵の「こんぶ梅干し」は、昆布の旨味や風味が味わえる、まろやかな梅干しです。
塩分濃度は控えめの11%で、酸っぱさも控えめなので食べやすいのが特徴です。
昆布には、体内の余分な塩分を排出する作用のある「アルギン酸」が豊富に含まれています。
「こんぶ梅干し」に入っている昆布は香り付け程度ではありますが、腸活や健康維持に一役買ってくれるかもしれません。
五代庵 4種類 梅干しお試しセット
五代庵では、これらの梅干しを全て食べ比べができるお試しセットをご用意しています。
「紀州五代梅(はちみつ梅干し)」「こんぶ梅干し」に加え、「はちみつ梅うす塩味」「しそ漬梅干し」が入った4種類セット。
いろんな味を試してから購入したいというお客様の声から生まれた商品で、実際に購入した方からは「自分の好みがわかってくるので良かった」とのお声をいただきました。
梅干しを取り入れて、お腹から元気に
便秘など、お腹の不調の原因のひとつとして考えられるのが、腸内環境のバランスが崩れてしまうこと。
腸内の環境を整えることは、腸の働きや消化を促すことにつながり、結果として便秘対策にいい影響があると言われています。
最近お腹の調子が気になる方は、梅干しなどの腸の調子が整うとされている成分が含まれる食品を日々の食事に取り入れてみるのがおすすめです。
創業185年以上の老舗企業である梅の専門店五代庵では、代表商品の「紀州五代梅」をはじめ、さまざまなラインナップを揃えております。
昔ながらの酸っぱい梅干しから、はちみつに漬けた甘めの梅干しなど、お好みに合う商品がきっと見つかるはずです。
また梅干し以外にも、こだわりの製法で熟成させたさまざまな梅酒をご用意。
その数、約20種類と商品数が多いのも特徴です。
さらにお祝いのシーンにもご利用いただける梅干しギフトや、梅のお菓子なども取り揃えています。
大量のご注文も承っておりますので、詳しくは下記のページをご覧ください。