自家製の梅酒の賞味期限はいつまで?梅酒の長期保存方法とともにご紹介!

梅酒は長期熟成させるとコクと深みが増して美味しくなりますね。
しかし、長期保存すると「賞味期限」が気になるのではないでしょうか。

梅酒は基本的に賞味期限はありませんが、保存状態によって多少異なってきます。
今回は梅酒の賞味期限と、保存方法などをご紹介します。

梅酒

五代庵の梅酒一覧はこちら

梅酒

五代庵の梅酒一覧はこちら

目次

    自家製の梅酒に賞味期限がない理由はアルコール度数

    水割り

    賞味期限は基本的にありません。
    というのも、梅酒には10%以上の「アルコール」が入っているからです。

    アルコール度数が10%以上の梅酒は、度数が高いほど殺菌作用が強く長期間保存が可能なため、賞味期限がありません。
    また、手作りで作る梅酒は「酒税法」によりアルコール度数20度以上と定められています。

    ちなみに賞味期限が明確に表示されているのは、お酒のなかでもビールと酎ハイだけ。
    アルコール度数が低いということは、劣化しにくい焼酎の割合が少ないからなんですね!

    梅酒は熟成がすすむと、味にまろやかさやコクが増し、風味も深くなります。
    2年どころか、5年ものや10年ものの梅酒をお持ちの方もめずらしくなく、その楽しみ方はまるでワインのようです。
    さらに梅酒を漬ける時にお砂糖をたくさん入れますので、それらが時間とともに熟成されてどんどん梅酒の味に深みを持たせていくような形になっています。

    しかし、長期保存には梅酒の状態がいいということが条件になります。

    アルコール度数の決まり

    アルコール度数があまりにも低いお酒は殺菌効果が薄くなるため、長期保存には向かなくなってきます。
    更に、自家製で作る梅酒の場合ですと、アルコール度数が20度以下の低いお酒は酒税法で禁止された「自家醸造」に該当してしまいます。
    そのため、梅酒は度数の高いホワイトリカーや日本酒、ブランデーで作るんですね。

    梅酒は腐る、傷んでいるとどうなる?

    梅酒作り

    「見る」、「嗅ぐ」、「飲む」で見てみましょう。

    「見る」浮遊物や沈殿物がある

    梅酒のなかに浮遊物や沈殿物を見たらカビである可能性が高いため、飲むことはやめましょう。
    発生原因は、梅を洗ったあとに水気をしっかりふき取れていなかったり、傷んだ梅を使用したり、不衛生な状態で作ってしまったりすることが原因です。

    梅酒の下層部にまれに白く沈殿した「にごり」がみられることがありますが、この場合は問題ありません。
    これは澱(おり)とよばれるものであることが多く、梅などから出ている成分で無害です。
    作る際にハチミツや黒砂糖を使用すると出てくることが多いです。
    気になる方は濾して飲んでも大丈夫です。

    「嗅ぐ」酸っぱい臭いがある

    酸っぱい臭いがしたときは飲むのをやめましょう。
    梅酒のなかに雑菌が繁殖している可能性があり、酸味やえぐみを発生させ、味に品質が大幅に劣化します。
    梅の実を1年以上入れたままにしていた場合にも発生しやすいです。

    「飲む」

    浮遊物や沈殿物がない、酸っぱい臭いがない場合は飲んでも問題はないですが、気になる方は濾して飲みましょう。
    また、少しでも味がおかしいなと感じたら飲むのをやめましょう。

    関連記事:手作り梅酒にカビ!?腐るとどうなる?正しい保存方法紹介

    どうしても飲みたい!という思い出のある梅酒や、こだわりの梅酒もあるかと思います。
    しかし、腐った梅酒は身体に害を及ぼしますので、心苦しいですが絶対に飲まないでください。

    紀州梅専門店の五代庵では、原材料に最高級の紀州産南高梅を使用した本格梅酒や、苺や桃といったフルーティーな変わり種の梅酒まで豊富に取り揃えています。
    次回の梅酒作りの味の参考にいかがでしょうか。良かったら覗いてみてくださいね。

    原酒梅酒 300ml
    原酒梅酒 300ml

    ¥1,320(税込)

    この商品を詳しく見る

    この商品を詳しく見る

    苺梅酒 300ml
    苺梅酒 300ml

    ¥1,210(税込)

    この商品を詳しく見る

    この商品を詳しく見る

    五代庵の梅酒一覧はこちら

    市販の梅酒に賞味期限はある?

    梅酒瓶

    市販の梅酒は、自家製梅酒と同じで高いアルコールを使用しているため、賞味期限はありません。
    徹底した品質管理の下で作られているため、未開封なら特に品質の低下は穏やかです。

    しかし、賞味期限はありませんが、開封後の美味しく飲める目安の期限は決まっています。

    市販の梅酒を開封した後は?

    冷蔵庫

    紙パックでも瓶でも、開封後は冷蔵庫での保管がおすすめです。
    手作り梅酒の場合は「熟成」させる必要があるため、冷蔵庫での保管はおすすめしていません。
    市販のものは既に熟成されているため、開封後は状態変化が少ない冷蔵庫に入れて保存しましょう。

    市販の梅酒の品質変化速度は紙パックと瓶で違う

    紙パックは軽くて、持ち運びやコップに入れるときには便利です。
    しかし、その分お酒が空気に触れて品質が低下してしまいやすいです。

    瓶は瓶自体が空気を通さないことと、蓋が密封されているため、紙パックやプラスチックに比べて比較的品質が保持されやすいです。

    自家製梅酒には殺菌消毒された道具を使いましょう

    梅酒ベース

    梅酒を自分で作る際は、消毒や梅に傷をつけないことを徹底しましょう。
    面倒だからと「案外大丈夫だろう」と思って衛生条件を満たさずに作ると、雑菌やカビが繁殖する可能性が高くなり、賞味期限はグッと短くなるでしょう。
    また、梅酒がカビてしまい泣く泣く処分…ということになりかねません。
    梅酒を長く楽しむためには、ていねいに作ることが大事なんですね。

    ①梅酒を作る際は瓶などの容器を食器用洗剤でよく洗う
    ②容器の性質に合った方法で殺菌消毒

    耐熱性の高い容器であれば、熱湯をかけて殺菌消毒するのが一番手軽です。
    耐熱性が高くない容器であれば、熱湯を使用すると変形したり破損の原因になったりしてしまうため、消毒用のアルコールで拭きとって殺菌消毒しましょう。

    自家製梅酒の賞味期限は保存方法によっても変わる?正しい保存方法は?

    梅酒

    梅酒などのアルコール度数の高いお酒は賞味期限がありませんが、それは正しい保存方法で保存した場合です。

    保存方法に難があると保存状態が悪くなり、梅酒が劣化したりしてしまいます。

    また、手作り梅酒を長期間楽しむためには、作った後にまめに梅酒の様子をチェックすることも重要です。
    「見る」、「嗅ぐ」、「飲む」をする中で少しでも違和感があれば、飲むのをやめましょう。

    保存するにあたって注意点はどこか見てみましょう。

    閉じる際はちゃんと密封されているか確認

    梅酒は空気と相性が良くありません。
    アルコールは空気に触れると蒸発し、梅酒に含まれるアルコール量が減るだけでなく、度数も下がってしまいます。
    また、雑菌が混入するおそれもあります。
    開封後はしっかりと容器の口を密閉しましょう。

    保存容器を選ぶ際は瓶がおすすめです。
    プラスチック製の容器は軽いですが、空気を通してしまいます。
    3ヶ月~半年など短期間で飲み切る自信がない場合は、しっかり密封して長期保存に向くガラス瓶にしましょう。

    保存場所は直射日光を避けて冷暗所で保管

    梅酒は直射日光があたってしまうと梅酒の温度の上昇につながります。
    温度が上昇することで結露が発生して味が変わってしまったり、瓶内部の圧力が上がり破損の原因になったります。

    そのため、梅酒はかならず冷暗所に置いて保管してください。
    冷暗所とは、直射日光があたらず、温度変化の少ない、常温で比較的すずしい場所のことです。
    ここでの注意点は「冷蔵庫」は保存に向きません!
    理由は低温で温度変化がなさすぎること、風通しが良くないため、「熟成しにくく」なってしまうことです。
    また、「戸棚の下」の場合は「排水」がない場所にしましょう。「排水」がある場合はお湯やお水で温度変化が生じてしまいます。

    商品紹介

    五代庵の梅酒は全て容器が瓶なので保存しやすいです。
    また、未開封の状態でしばらく置いておくと熟成が進んでよりまろやかになります。
    是非味の違いを楽しんでみてください♪

    原酒梅酒 300ml

    原酒梅酒

    五代庵の梅酒の全てのベースになっている人気NO1の梅酒。
    ホワイトリカーと紀州南高梅を使用して、時間をかけて作った複数の長年の梅酒をブレンドして丁寧に作りました。
    上品でありながら、深いコクが口いっぱいに広がる万人受けする美味しい味です。
    長期熟成ならではの香り高く、フルーティーで爽やかな後味が特徴です。
    水割り、ロックがおすすめですが、お好みの飲み方で幅広く楽しめます。

    原酒梅酒 300ml
    原酒梅酒 300ml

    ¥1,320(税込)

    この商品を詳しく見る

    この商品を詳しく見る

    丙申年の梅酒 300ml

    申梅酒

    縁起年である丙申年に採れた梅を使用して作る演技ものの梅酒。
    濃厚な梅酒らしい甘酸っぱさとコクがあり、爽やかな後味と味の奥行きを堪能できる逸品です。
    お好みの期間開封せずに熟成させて頂くと、より一層まろやかな梅酒に仕上がります。

    丙申年の梅酒 300ml
    丙申年の梅酒 300ml

    ¥1,650(税込)

    この商品を詳しく見る

    この商品を詳しく見る

    Plum Liqueur Select ~セレクト~ (プラムリキュールセレクト)

    Plum Liqueur Select ~セレクト~ (プラムリキュールセレクト)原酒梅酒・蜜柑梅酒・柚子梅酒 各300ml

    五代庵の人気梅酒TOP3である原酒梅酒・蜜柑梅酒・柚子梅酒をセットにした梅酒です。
    甘み・酸味のスッキリした味わいが特徴でそのまま飲んでも美味しいです。
    料理に使う場合でも合わせやすい味です。

    Plum Liqueur Select ~セレクト~ (プラムリキュールセレクト)原酒梅酒・蜜柑梅酒・柚子梅酒 各300ml
    Plum Liqueur Select ~セレクト~ (プラムリキュールセレクト)原酒梅酒・蜜柑梅酒・柚子梅酒 各300ml

    ¥3,300(税込)

    この商品を詳しく見る

    この商品を詳しく見る

    Plum Liqueur Special ~スペシャル~ (プラムリキュールスペシャル)

    Plum Liqueur Special ~スペシャル~ (プラムリキュールスペシャル)

    黒糖梅酒・にごり梅酒・原酒梅酒 各300mlのセットです。
    深いコクとさっぱりとした甘みを楽しめる甘いもの好きな方におすすめなセット。
    プレゼントにも喜ばれます。

    Plum Liqueur Special ~スペシャル~ (プラムリキュールスペシャル)黒糖梅酒・にごり梅酒・原酒梅酒 各300ml
    Plum Liqueur Special ~スペシャル~ (プラムリキュールスペシャル)黒糖梅酒・にごり梅酒・原酒梅酒 各300ml

    ¥3,300(税込)

    この商品を詳しく見る

    この商品を詳しく見る

    梅酒は衛生に気をつけて正しく保管しましょう

    ここまでいかがでしたか?
    梅酒は衛生に気を付けて作った後は、まめに様子を見れば保存も難しくありません。
    是非梅酒ライフを楽しんでみてくださいね。

    五代庵の梅酒をご紹介しているページでは限定梅酒を含む20種類の梅酒を取り揃えております。
    飲み方や味の違い、ランキング、おすすめ等から選ぶことが出来るので、どれを選んだらいいか困りませんね。
    迷ったら代表梅酒の「原酒梅酒」がおすすめです。

    五代庵の梅酒ページ