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五代庵のこだわり

梅干しの作り方|紫蘇漬け・はちみつ漬けの簡単レシピ

梅干しは、自分で作ることで自分好みの味に調節ができるため、自宅での梅干作りに興味を持つ方も少なくありません。しかし、実際に梅干しを自分で作るとなった場合、必要な材料や作り方が分からない方も多いでしょう。

そこで今回は、初めて梅干し作りに挑戦する方に向けて、一般的な赤紫蘇を使った梅干しの作り方を解説します。ひと手間加えるだけで作ることができる、はちみつ漬けのレシピも紹介するため、梅干し作りで失敗したくない方は参考にしてください。

1.失敗しない!梅干しの作り方の流れ

梅干し作りは、梅が旬を迎える6~7月に行います。完熟した梅を使用すると、追熟やアク抜きなどの手間がかかりません。そのため、完熟梅が市場に出回る6月中旬ごろから、梅干し作りに取り組むことをおすすめします。

梅干しの作り方の基本的な流れは、以下の通りです。

時期 手順
6月中旬 梅を塩に漬け込みます。通常、1週間ほどです。
6月下旬 赤紫蘇などを加えた後、2週間ほど漬け込みます。
7月中旬 3~4日間ほど天日干しを行います。

上記はあくまでも目安であるため、時期が前後しても構いません。
梅を購入した時期に合わせて、スケジュールを立てましょう。

2.【赤紫蘇】梅干しの作り方レシピ

まずは、赤紫蘇を使った梅干しの作り方を必要な材料と道具、手順に沿って紹介します。

道具は使用する直前によく洗い、熱湯消毒(ビニール袋以外)してしっかりと乾かしましょう。さらにアルコールを霧吹きで吹き付け、消毒してから使用します。

2-1.紫蘇漬けで必要な材料・道具

赤紫蘇を使った梅干し作りに必要な材料と道具は以下の通りです。
今回は、2kgの完熟梅を使用します。

なお、赤紫蘇が店頭に並ぶ時期は限られているため、紫蘇を見かけたタイミングで購入することをおすすめします。

梅の塩漬けで使用する材料(STEP①~④)
完熟梅 2kg
梅の良い香りがして、全体的に黄色く(一部赤みがかっている)完熟しているものを使用します。
青みが残っている実の場合は、追熟が必要です。
風通しの良い室内に常温で数日置いて、熟しきったことを確認してから使用しましょう。
粗塩 360g
粗塩は粒子が粗くしっとりとしているため、梅干し作りに最適です。サラサラとした精製塩は、梅の間をすり抜けてしまうため上手に漬かりません。
焼酎 1/2カップ
35度以上の焼酎を用意しましょう。
梅の塩付きを良くし、カビの発生を抑制します。
赤紫蘇の下処理で使用する材料(STEP⑤~⑥)
赤紫蘇 400g 茎を取り除いた後の分量で、梅の20%が目安です。
粗塩 80g 茎を取り除いた後の赤紫蘇に対して20%が目安です。
梅酢 梅の塩漬けのときにできる梅酢を使用します。
道具
保存用の容器 5L用
ガラスか陶器、ホーローでできた、蓋付き(密封できればなお良し)の容器を用意します。金属やプラスチックでできた容器は酸や塩分に弱いため使用できません。
竹串 数本
梅に付いているヘタを取るために使用します。つまようじでも可能です。
重り 清潔で大きめのビニール袋2枚
水を入れて、重石の代わりに使用します。
盆ざる 全部の梅を並べられるだけのもの
底が平らで、大きめの盆ざるを使用します。金属やプラスチックで作られたものは避け、竹や木で作られたものを使用しましょう。すだれでも代用できます。
布巾 乾いた清潔なもの数枚
消毒用のアルコール エタノールか焼酎

2-2.STEP①梅を選別して水洗いする

はじめに、購入した梅を選別します。カビや濁りの原因となるため、傷みがある梅は取り除きます。皮の表面が茶色に変色している程度であれば、問題ありません。完熟した梅はとても柔らかいため、傷をつけないように慎重に扱いましょう。

梅の選別が終わったら、一粒ずつ竹串で黒いヘタを取ります。梅のヘタを除いたら、ボウルなどに移し、流水で優しく手洗いしましょう。梅を傷めてしまうため、スポンジや洗剤は使用しないでください。梅を水洗いした後は、一粒ずつ乾いた布巾などで水気を切ります。

完熟梅が手に入らず、代わりに青梅を使用する場合はアク抜きを行います。梅が黄色くなるまで追熟させた後、バケツなどに水と梅を入れて5~6時間ほど置くと、梅からアクが抜けます。青梅を追熟させない場合は、10~12時間ほど水に漬けましょう。

2-3.STEP②梅に焼酎を吹きかける

次に、梅の下処理を行います。梅をボウルやトレイに移し、焼酎を満遍なくまぶしましょう。焼酎をスプレー容器に入れて吹きかけると、均一にまぶすことができます。

また、梅をざるに入れ、ボウルに注いだ焼酎にくぐらせる方法でも問題ありません。

2-4.STEP③梅を塩漬けにする

梅の準備ができた後は、消毒済みの容器の底に薄く塩を振ります。梅を敷き詰め、上から満遍なく塩を振りかけましょう。さらに梅を敷き詰め、塩を振り、といった作業を交互に繰り返します。ここまでに使用する塩の量は、全体の2/3程度です。全部の梅を並べ終わった後は、残りの塩で梅全体を覆うように振りかけます。

次に、2枚重ねにしたビニール袋を梅に満遍なく重みが掛かるように容器の中に広げ、容器のふち辺りまで袋の中に水を注ぎましょう。

ビニール袋がない場合は、中蓋(落し蓋)をしてから梅の2倍ほどの重さがある重石などを乗せます。中蓋もない場合は、大き目で平らなお皿でも代用が可能です。

青梅を使用する場合は、重石の重量を調節する必要があります。青梅は完熟梅よりも硬さがあるため、より重い重石を使用しなければなりません。重量の目安は、完熟梅に使用する重石の1.5倍ほどです。ビニール袋に入れる水の量を増やすなどして調節してください。

2-5.STEP④梅酢が上がってから保管する

ごみや虫などの混入を避けるため、しっかりと蓋を固定してから、温度変化の少ない日陰で保存しましょう。

梅酢(白梅酢)が上がってくる期間には、数日~1週間ほど必要です。梅酢が梅に被る程度になった後は、梅が潰れてしまわないよう、重りの量を半分くらいまで減らします。ただし、梅全体が梅酢にしっかりと漬かり、空気に触れていない状態を保つことが必須です。

梅酢の上がりが遅い場合は、重石の重量を増やしましょう。ビニール袋の水量を増やすほか、20%の塩水を足す方法でも梅酢の上がりを早めることが可能です。重石が浮いてくる場合は、ビニール袋の水量を増やしてください。

1週間ほど経過し、梅酢が十分に上がってきたら、余分な梅酢を取り出します。容器に残す梅酢は、梅がかぶる程度です。梅酢は赤紫蘇の下処理にも使用するため、捨てずに保管しておきましょう。

2-6.STEP⑤赤紫蘇の下処理を行う

梅の下漬けを終えたら、次は赤紫蘇を加えます。赤紫蘇はアクを抜く必要があるため、事前に下処理を行いましょう。赤紫蘇の下処理の手順は、以下の通りです。

下処理
1 赤紫蘇の太い茎を取り除きます。
2 赤紫蘇の葉をたっぷりの水で数回洗い、汚れを落とします。
3 ざるに上げて水気を切り、半日ほど置きます。
4 軽く乾いた赤紫蘇と塩の半量を、大きめのボウルに入れて揉み込みます。
5 赤紫蘇はしっかりと絞り、出てきたアク入りの汁は全て捨てます。
6 残りの塩を加えて再度よく揉み込み、きつく絞って別の器に移します。
7 赤紫蘇が浸る程度の梅酢を加えて、軽くほぐします。

下処理のポイントは、赤紫蘇のアクをしっかりと抜くことです。アク抜きが不十分な状態だと、梅干しの仕上がりが黒っぽくなります。

なお、今回紹介している赤紫蘇の量(梅の重量の20%)は、紫蘇の色味・風味が強く出る分量です。赤紫蘇の色・風味を抑えたい方は、赤紫蘇の量を調節しましょう。赤紫蘇の量は、梅の重量の10~20%が適しています。

2-7.STEP⑥赤紫蘇を梅の塩漬けに加える

赤紫蘇をほぐしている中で赤紫蘇の色が梅酢に移ったら、塩漬けした梅に赤紫蘇を満遍なく広げてください。

赤紫蘇を添加した後は、再度重石を乗せて2週間ほど漬け込みます。漬け込むうちに梅酢が上がり、容器内の水分が中蓋の上面から2cmほど増えてきたら、重石の重量を軽くしてください。

なお、漬け込んでいる間は、カビに注意する必要があります。
赤紫蘇に生えたカビは、カビ部分だけを取り除くだけで対処可能です。

梅などに白い膜のようなカビが生えた場合は、カビが生えている梅と周囲の梅酢をお玉などで取り除いてください。取り出した梅と梅酢は、火を通すことで消毒できます。火を通した梅は、しっかりと乾かしてから容器に戻しましょう。

2-8.STEP⑦3日間天日干しする

天日干しを行うことで、梅干しの保存性が向上するだけでなく、果肉に適度なねっとり感が生まれます。天日干しにかかる期間は梅のサイズによって異なり、L・2Lサイズは3日間、3L・4Lサイズでは4日間必要です。梅雨の時期に重なることが多いため、事前に天気予報をチェックし、晴天が続く日を見計らって天日干しを行いましょう。

天日干しの手順は、以下の通りです。

手順
1 梅を傷つけないように取り出します。
取り出した赤紫蘇は、十分に水気を切ってください。
2 梅同士がくっつかないように間隔を空けて盆ざるに並べます。
同様に、赤紫蘇も1枚ずつ並べてください。
3 日が当たる風通しの良い場所に干し、日が落ちる頃にはざるごと室内に取り込みます。
L・2Lサイズは1.5日間、3L・4Lサイズでは2日間ほどが目安です。
4 2日(1.5日)干した後は、朝干す前に全ての梅をひっくり返します。
5 さらに2日(1.5日)同じように干します。

皮の表面にしわが寄り、果肉が軽くつまめるくらいの柔らかさになれば完成です。

2-9.STEP⑧好みの方法で梅干しを保存する

梅干しの保存方法は、2種類あります。1つ目は梅酢に漬けずに保存する方法、2つ目は梅酢と一緒に保存する方法です。保存方法により梅干しの風味が変化するため、好みの方法で保存しましょう。

梅酢に漬けずに保存する場合、梅の水分が抜けないよう、しっかりと密封してください。保存する際に少量の砂糖を加えると、まろやかな味に変化します。

保存方法 風味
梅酢に漬けずに保存する場合
  • 梅干しの色は控え目になる
  • 果肉はねっとりとした食感となる
  • 酸味が控え目で、全体的に丸い味となる
梅酢と一緒に保存する場合
  • 赤紫蘇の色が映えるようになる
  • 果肉のみずみずしさが強くなる
  • 梅酢に漬けず保存した場合より、酸味が出る

保存容器は、ビンやホーロー容器、ガラス容器、ジップロックなどを使用してください。保存容器に詰めた梅干しは、常温の冷暗所に置けば、長期保存ができます。

なお、干したばかりの梅干しは、そのまま食べることも可能です。3ヵ月ほど熟成期間をおくと、塩気がとれてより美味しく食べられます。

また、容器に残った梅酢や赤紫蘇はさまざまな用途・料理に活用できます。
たとえば、赤紫蘇を細かく粉末状にすることで、自家製のゆかりを作ることができます。梅酢は、赤紫蘇ジュースとして活用することも可能です。梅酢や赤紫蘇を捨ててしまうことはもったいないため、別に取り分けて保存するとよいでしょう。

3.【はちみつ】梅干しの作り方レシピ

ここからは、はちみつと一緒に漬け込む梅干しの作り方を紹介します。はちみつ梅干しの特徴は、梅干し特有の酸っぱさが抑えられ、まろやかな味に仕上がることです。

はちみつ梅干しは、少しの材料と手間を追加するだけで手作りができます。難しい工程も存在しないため、興味のある方は挑戦してみてください。

3-1.はちみつ漬けで必要な材料・道具

はちみつ漬けの梅干しを作る際は、下記の材料と道具を用意しましょう。

材料
完熟梅 2kg 全体に黄色がかった熟した梅を使用
粗塩 360g 梅の18%が目安
焼酎 1/2カップ 35度以上の焼酎、ホワイトリカーでも代用可
はちみつ 80g 梅の4%が目安
氷砂糖 120g 梅の6%が目安
梅に対して10%の割合であれば、どちらか一つで作っても構いません。
道具
  • 保存用の容器(ガラスか陶器、ホーローでできた蓋付きのもの)
  • 竹串またはつまようじを数本
  • 重石または大きめのビニール袋
  • 盆ざる(全ての梅を並べるほどの大きさ)
  • 布巾を数枚
  • 消毒用のアルコール(焼酎またはエタノール)

3-2.STEP①梅を下処理する

はちみつ漬けで使う梅の下処理は、梅の選別・ヘタ取り・水洗い・焼酎の吹きかけの順に行います。購入した梅に青味が残っていれば、下処理を行う前に黄色くなるまで追熟しましょう。

梅を漬け込む際に傷みがある梅が混ざっていると、その部分からカビが生えてしまいます。そのため、梅に傷がないか、一つひとつ確認しながら選別しましょう。選別と同時に梅のヘタを取ると、時間を節約できます。竹串などを使ってヘタをくり抜きましょう。

次に、梅をボウルなどに移し、流水で手洗いします。乾いた布巾などで梅の水分を拭き取ったら、梅に焼酎を吹きかけてください。焼酎はスプレー容器に入れて使用すると、梅全体に満遍なく行き届かせることが可能です。

3-3.STEP②梅に塩とはちみつをまぶして漬ける

梅の下処理が終わったら、塩とはちみつで漬け込みます。

作業前に容器を焼酎で拭き、消毒しましょう。焼酎で消毒したら容器に塩を薄く振り、あらかじめ塩とはちみつを混ぜておきます。容器に梅を敷き詰めて上から混ぜた塩とはちみつをまぶす、という作業を繰り返します。全ての梅を入れ終わったら、残った塩を梅の上に乗せてください。

3-4.STEP③梅酢が上がったら氷砂糖を入れる

塩とはちみつに漬けた梅に重石を乗せて保管すると、徐々に梅酢が上がります。重石がない場合は、梅を入れた容器に2枚重ねにしたビニール袋を被せ、袋の中に水を入れることで重石の代わりとなります。

梅酢が上がる期間の目安は、1週間ほどです。氷砂糖は2回に分けて入れるため、梅が被るくらいまで梅酢が上がってきた段階で、氷砂糖の半分を入れましょう。最初の氷砂糖が溶けた頃合い(3日ほど)を見計らって、残りの氷砂糖を入れてください。

今回の方法では、漬け込むときに塩とはちみつを混ぜた後、氷砂糖を2回に分けて投入します。はちみつだけもしくは氷砂糖だけで作る場合は、梅を漬け込むとき・梅酢が上がったとき(2回)の合計3回に分けて、はちみつまたは氷砂糖を入れてください。複数回に分けることで、梅干しの皮を柔らかく仕上げる効果が得られます。

3-5.STEP④3日間天日干しする

氷砂糖の投入後から2週間以上保管したら、天日干しを行います。天日干しを行うと、梅の皮が柔らかくなります。天日干しは梅雨の時期と重なりやすいため、事前に天気予報を確認してからスケジュールを組んでください。

天日干しでは、梅を一粒ずつざるに並べ、日当たりの良い場所に置きます。日が暮れてきたら、梅干しを並べたざるを屋内に移しましょう。このサイクルを3日間繰り返します。梅干し全体に日光が当たるように、2日目の朝もしくは昼頃に梅をひっくり返してください。

天日干しが終わって梅の皮が柔らかくなれば、はちみつ漬けの梅干しは完成です。すぐに食べても問題ありませんが、3ヵ月ほど保管してから食べることをおすすめします。

まとめ

ここまで、紫蘇漬け・はちみつ漬けの梅干しの作り方を解説しました。

梅干しを漬けている際にカビが発生した場合でも、すぐに捨てる必要はありません。梅酢に少しカビが浮いている程度であれば、清潔な道具で取り除くことが有効です。梅自体にカビが付いている場合は、35℃以上の焼酎で洗ってから清潔な布などで拭きましょう。

自家製の梅干しは、市販のものとはひと味違った格別な味わいです。この記事を参考にして、梅干し作りに挑戦してください。

梅酒の作り方をステップごとで解説!さらに美味しくなるポイントも

梅酒は、懐かしさを感じる甘味と、活力みなぎる酸味、そして心と体を癒す果実の香りを併せ持つ果実酒です。市販されている梅酒は数多くありますが、自分の好みの味・香りを追求するため、自宅で梅酒を作ろうと考えている梅酒ファンもいるでしょう。

当記事では、家庭で簡単にできる梅酒の手作りレシピを紹介します。ステップごとに行うべきことや、オリジナリティのある梅酒を作るためのポイントも説明するため、自宅で美味しいオリジナル梅酒を作りましょう。

1.梅酒の作り方を解説!

梅酒を自分で作る場合、必要な材料や器具を揃えるところから始め、さまざまなステップを踏んで作業を進める必要があります。
ここでは、自家製梅酒の作り方を7つのステップに分けて解説します。

■梅酒作りの7ステップ

  • ①材料を用意する
  • ②ビンを消毒する
  • ③青梅を洗ってアクを抜く
  • ④水気を拭き取ってヘタを取る
  • ⑤ビンに青梅と氷砂糖を入れる
  • ⑥ホワイトリカーを注ぐ
  • ⑦冷暗所に置く

おすすめレシピと、それぞれのステップで行うことや注意点を確認し、美味しい自家製梅酒を作りましょう。

1-1.材料を用意する

梅酒を作るために必要な材料や器具は比較的少なく、容易に準備できるものがほとんどです。梅酒作りに必要な材料と器具は、以下の通りです。

■自分で梅酒を作る場合に必要な材料・器具

【材料】

  • 青梅…1kg
  • 氷砂糖…500g(好みに合わせて調節してください)
  • 果実酒用のホワイトリカー…1.8L(1升)

【器具】

  • 容量が4~5L程度の蓋付きの保存ビン
  • 竹串または爪楊枝…5本程度
  • 清潔な布巾

梅酒作りに必要な材料・器具のうち、青梅は季節によっては手に入らないことがあるため、注意が必要です。5月下旬~6月の初夏は青梅の収穫時期に当たり、店先に青梅が並ぶことが多いため、このタイミングで青梅を購入しましょう。冷凍保存すると梅の風味は弱まってしまいますが、冷凍梅を用いれば、6月以降も好きなタイミングで梅酒を作れます。

1-2.ビンを消毒する

梅酒は、材料を合わせて仕込んだ後、数か月間保存ビンで漬け込みます。ビンの消毒・殺菌が不十分だと、保存状態によってはカビや雑菌が発生・繁殖する原因となってしまうため、材料を仕込む前に必ずビンを消毒・殺菌しておきましょう。保存ビンを消毒する方法には、「熱湯消毒」と「アルコール消毒」の2つが挙げられます。
それぞれの消毒方法を確認しましょう。

■熱湯消毒

  • ①保存ビンの破損を防ぐため、保存ビンに60~70℃の湯を入れて温める。
  • ②保存ビンに熱湯を少し入れ、傾けて回しながら全体に行き渡らせる。
  • ③蓋も熱湯処理し、保存ビンとともに清潔な布巾で水気を切る。
  • ④ビンの口を下にし、日光が当たる風通しのよい清潔な場所で乾燥させる。

■アルコール消毒

  • ①保存ビンにアルコール度数の高い酒を少量入れ、傾けて回しながら全体に行き渡らせる。または、食品向け消毒用アルコールを保存ビンに噴霧する。
  • ②蓋も同様に、食品用アルコールで消毒を行う。
  • ③清潔な布巾で、保存ビンに付着した酒や消毒用アルコールを除去する。

1-3.青梅を洗ってアクを抜く

青梅の表面に付いた汚れや雑菌などを洗い流すために、青梅を丁寧に流水で洗いましょう。青梅を洗い終わったら、ザルで水切りしてください。大きな傷があるものや、傷んでいるものがあれば、水切りの段階で取り除いてください。

「南高梅」や完熟梅を用いる場合はアク抜きを行う必要はありませんが、「古城」などの果実が固い種類の青梅はアク抜きが必要です。水を張ったボウルやたらいなどに青梅を入れ、2~4時間程度水にさらしてアク抜きを行いましょう。

1-4.水気を拭き取ってヘタを取る

梅酒は仕込みから実際に飲めるようになるまで数か月かかるため、長期保存に適した処理を施す必要があります。食品の長期保存時に水分が残ることは厳禁であるため、水洗いした後の青梅は、清潔な布巾やキッチンペーパーなどで1個ずつ丁寧に水気を拭き取ってください。

青梅の表面の水気を拭き取ったら、青梅の下ごしらえを行います。竹串や爪楊枝を使い、青梅のヘタの縁をなぞるようにしてヘタを除去してください。ヘタがあった部分は水が溜まりやすい部分であるため、ヘタを取った後も水気を必ず拭き取っておきましょう。

1-5.ビンに青梅と氷砂糖を入れる

すべての青梅の水気を拭き取ったら、保存ビンに青梅と氷砂糖を入れましょう。
青梅と氷砂糖が層の状態になるよう交互に入れると、青梅を上手に漬け込めます。

■青梅の上手な漬け方

  • ①保存ビンの底に青梅を敷き詰める。
  • ②青梅の上に氷砂糖を乗せる。
  • ③氷砂糖の上に青梅を①と同様に敷き詰める。
  • ④青梅の上に残りの氷砂糖をすべて乗せる。
  • ⑤氷砂糖の上に残りの青梅をすべて乗せる。

梅酒作りで氷砂糖を使う理由には、「氷砂糖はゆっくり溶けるため、梅のエキス(成分)が溶ける速度と親和性が高い」「純度が高く梅の風味を損ねない」という2つが挙げられます。一般的な砂糖やザラメ砂糖などを使っても問題ありませんが、まずは基本の氷砂糖を利用することをおすすめします

1-6.ホワイトリカーを注ぐ

すべての青梅と氷砂糖を保存ビンに入れ終わったら、最後にホワイトリカーを注ぎ入れます。全量を一度に入れてしまっても、特に問題はありません。

ホワイトリカーはほぼ無味無臭であり、梅のフルーティな風味を損ねる可能性が低いことから、通常の梅酒作りによく利用されます。一方で、アルコール臭がキツく感じる場合もあるため、好みで他の酒を利用してもよいでしょう。ホワイトリカー以外の酒を利用する際は、アルコール度数が20度未満のものは避け、35度以上の酒を使うようにしてください。

1-7.冷暗所に置く

すべての材料を保存ビンに入れて梅酒の仕込みが完了したら、保存ビンの蓋をきちんと閉め、温度変化が小さい冷暗所に置いて保管しましょう。

6か月から1年ほど漬け込んで琥珀色になれば、梅酒として美味しく味わえます。数年かけて漬け込めば、熟成された風味豊かな梅酒を楽しむことも可能です。見た目の様子を見ながら、自分の好みに合わせて漬け込み期間を調節してください。

ストレートやロック、水割り・お湯割り、ソーダ割りなど、自分好みの飲み方で、果肉とともに自家製梅酒を堪能しましょう。

2.梅酒をさらに美味しくするポイント

「保存容器複数個分の梅酒を作りたい」「オリジナリティの高い梅酒を作りたい」と考えている方には、梅酒をさらに美味しくするコツを踏まえた梅酒作りがおすすめです。
下記に紹介するアレンジレシピを参考に、市販品とはひと味違う手作りならではの梅酒を楽しみましょう。

  • ①ホワイトリカーの代わりに焼酎を使用する
    味や匂いがほぼないホワイトリカーを利用すると、梅の風味を活かしたクセの少ない梅酒ができあがります。ホワイトリカーの代わりに焼酎を使用すれば、焼酎の個性を反映した梅酒ができます。焼酎を使用する場合は、芋焼酎のようなクセのある焼酎は避け、アルコール度数が35度以上の焼酎を選びましょう。
  • ②ホワイトリカーの代わりにブランデーを使用する
    焼酎と同様に、果実酒用ブランデーなども梅酒作りに使うことができます。梅酒作りにブランデーを活用すれば、甘味とコクが増し、より深い味わいを楽しめるでしょう。アルコール度数が20度以上の日本酒やウイスキー、ウォッカ、ジン、みりん酒などの使用もおすすめです。
  • ③氷砂糖を多めにして漬け込む
    水や湯、炭酸水などで希釈して梅酒を飲むことが多い方は、氷砂糖を多めにして漬け込んでみましょう。甘めの自家製梅酒を作りたい場合は、青梅1kgに対し、氷砂糖800gが目安です。氷砂糖の代わりに黒糖(黒砂糖)やはちみつといった調味料を利用すれば、まろやかでコクのある甘みが特徴の梅酒を作ることができます。

自家製梅酒の基本の作り方を押さえつつ、自分の好みに合わせてアレンジし、世界で唯一の梅酒を完成させましょう。

まとめ

手作りの梅酒では、使用する材料や器具を比較的揃えやすく、ステップに沿って進めれば漬け込み作業も難しくありません。梅酒をよく飲む方や梅酒が好きな方は、ぜひ自家製の梅酒作りにチャレンジしてみてください。

梅酒をさらに美味しく、個性を持たせたい場合は、焼酎やブランデーを利用するアイデアがおすすめです。氷砂糖とは異なる甘味料を使うと、ひと味違う梅酒を作れます。自分の好みに合わせて材料の組み合わせを工夫し、世界にひとつしかないオリジナルの梅酒を作りましょう。

梅の豆知識 あなたが知らない梅の豆知識

普段何気なく食べている梅干し、昔から健康食品として親しまれてきた梅干し、そんな梅に関するマメ知識をご紹介します。


梅のルーツ

梅は遣唐使の時代(630年~894年)中国から日本に伝来したと言われています。
当時は烏梅といわれ、果実よりも梅酢が食薬として珍重されていたそうです。

食用としてだけでなく観賞用としても、
梅が古くから日本人に親しまれていたことが、
梅に関する多くの詩歌からうかがい知ることができます。
現在、日本で栽培される梅の種類は花梅で300種以上、
実梅で20種以上になります。


一目百万、香り十里

江戸時代、紀州徳川家5代藩主 吉宗、紀州田辺藩家老職 安藤帯刀により、
梅の栽培が奨励され、 田辺、南部地方では梅の栽培が盛んになったそうです。
時は流れ、明治維新以降、相次ぐ戦争により、梅は食薬を兼ねた食料物資と
して需要が伸び、 急速に栽培が増加しました。

今日、当地方では、「一目百万、香り十里」と言われるほどの
梅の栽培が行われています。


紀州南高梅(きしゅうなんこううめ)

栽培されていた梅のほとんどが小粒だった昭和初期、
もっとよい品種の梅に改良したいと考えた
小山貞一(当社取締役 東アキ子[社長婦人]の実父)が、
高田貞楠により栽培されていたひときわ豊かに実り、大粒で美しい紅のかかる
優良種「高田梅」 の穂木を譲り受け大切に栽培を続けていました。

昭和26年、梅優良母樹調査選定委員会が結成され、
高田梅は最優良品種との評価を得、 選定委員会委員長の南部高校教諭 
竹中勝太郎の提案により、南部の高田梅、そして、 南部高校の略称である
南高」にちなみ「南高梅」と命名され、農林種苗登録されたのです。

現在、南高梅は、みなべ町全域で栽培され、
全国的に優秀性が認められています。 表面に紅がかかる大きな果実は、
梅干にすると果肉が厚く、皮が薄い最上級品に仕上がります。


梅には有機酸やミネラルが含まれています

梅にはクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富に含まれています。
クエン酸は体内でエネルギーを作っているクエン酸サイクルで重要な働きを
しています。 そして、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルが含まれている
梅は、酸っぱいので酸性と思われがちですが、
じつはアルカリ性食品です。


好文木について(こうぶんぼく)[梅の別称]

梅のことは別名「好文木」といわれています。
十訓抄に「学問に励むと梅の花が咲き、怠ると花が咲かなかった」とあり、
学問と梅の関わり、そして菅公を祭る天満宮との関わりは深いものがあります。
梅の種(核)を「天神さま」というのもそのあらわれともいえます。
荒れている世相だからこそ、しっかり梅を食べて平穏無事を願いながら、
賢くふるまえる日本を取り戻したいですね。

紀州南高梅とは


紀州南高梅とは

ほとんどがゆるやかな丘陵地帯で占められた和歌山県日高郡みなべ町で 昭和20年代に誕生した南高梅。
「南高梅」と命名されたのは昭和40年代に入ってからですが、 たった1本の母樹から接木で増やされ、町内にひろめられました。
同じ南高梅同士だと交配せず、実を結ぶことができないため、 受粉をミツバチに託します。
梅畑のあちこちに置かれた蜂箱へ蜜を運ぶミツバチが、 花から花へ飛び回りながら受粉を行う2月下旬。
そして梅の花が散る頃には小さな梅の実がぶら下がります。
暖かい日差しを浴びながら、梅の実が日一日と大きく成長する3月~5月。
6月になり、大きく育った梅の実がたくさんついた枝は、 その重さで垂れ下がるようになります。いよいよ収穫です。
山腹の斜面にネットを張り、桃のような香りに包まれながら 落ちた梅を拾います。
卓球のピンポン球くらいの大きさの梅の実は、 少し力を入れると果肉に指がめり込んでしまうような柔らかさ。
果肉が柔らかくて皮が薄いという南高梅の特徴を生かせる状態で収穫されていきます。

圧倒的な職人のこだわり

  • 原料仕入れ・選別

    五代梅は紀州産南高梅のA級品で作られています。
    それには品質の高い原料梅干を仕入れる事が大切です。 当社の原料部員の選別の見極めは梅干業界の中でも特に厳しいと一目置かれています。

  • 洗浄

    樽貯蔵された梅を洗浄していきます。
    ここでも、皮破れや形の悪いものは選別されます。 洗浄には地下水を用い、紀州備長炭できれいに濾過された清水を使用しています。

  • 漬け込み

    年間約1,000万粒以上出荷されている紀州五代梅はこだわりの減塩製法を用いることでその美味しさを引出しています。 それは30年使い続けている漬液の中で、直接塩を抜く脱塩方法です。梅本来の味を損なわず濃厚な梅のエキスを存分に吸い込む事で種まで美味しい梅干しに仕上がります。
    そしてさらに、30 ~40日の漬け込みの間に3回に分けて味のせをしていきます。

  • 成分・官能・菌検査

    漬け込み30日後、品質管理室で調味液と梅干しを成分・官能・菌検査します。
    官能検査とは、検査官3名が梅干しの外観・色調・風味に異常がないか試食して確認する事を言います。

  • パック詰め

    検査をクリアした梅干しは、最終5度目の選別をし、計量、パック詰めと作業が進みます。
    パック詰めは機械ではなく、薄皮が破れやすいA級梅干しはすべて手作業で行われています。
    そして、きれいに化粧箱に入れられ、さらに梱包されます。

お客様のご感想

  • ご飯に梅干。最高のごちそうです。おじいちゃん、おばあちゃんも大好物です。
    奈良県 37歳 男性
  • 本当に大きな梅にびっくりしました。柔らかく酸味もきつくなく美味しくいただきました。
    静岡県 55歳 女性
  • 梅干は甘くてとても美味しかったです。梅干はちょっと苦手な主人も気に入ったようでした。お子さんでも食べられるのでぴったりだと思います。
    岐阜県 35歳 女性
  • 主人が絶賛しています!!おみやげと自分達の家に買わせて頂きました♪是非リピートしたいです☆彡
    兵庫県 22歳 女性

梅干しお試しセット

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