失敗しない梅酒作りに使う瓶の消毒方法!アルコールでは不十分です

手作りの自家製梅酒は自分好みの味で作れるので、嬉しいですね。
しかし、作る際は消毒を徹底しないとカビが生えてしまったり、味の劣化が生じてしまいます。
消毒方法をおさらいして美味しい梅酒を楽しみましょう!

梅酒

五代庵の梅酒一覧はこちら

梅酒

五代庵の梅酒一覧はこちら

目次

    瓶の消毒方法

    梅酒瓶消毒

    梅酒は梅とお酒を長期保存させて熟成させるため、どうしても菌が繁殖しやすい環境にあります。
    あらかじめ作る際はしっかりと消毒した上で作りましょう。

    消毒方法として手軽で確実なのは「熱湯」による煮沸消毒です。
    手順は以下の5つ。

    ①水をたっぷり入れた大きな鍋を用意する
    ②瓶が割れないように鍋底にふきんを敷いてから瓶を入れる
    ③瓶を入れた状態で水から沸騰させる
    ④沸騰したら5~10分程度してから火を止める
    ⑤ふきんかキッチンペーパーの上に隙間を開けながら瓶を逆さに置いて自然乾燥させる

    梅酒の詳細作り方手順はこちら◎

    「梅レシピ|梅酒の作り方/梅シロップの作り方」

     

    煮沸消毒はお湯になる前から瓶を入れる

    お湯を沸かす前から瓶を入れて沸騰させる点がポイントです。
    いきなり沸騰したお湯から入れると、瓶が割れる可能性があるため注意しましょう。

    事前に瓶の耐熱温度の確認を忘れずに!

    煮沸消毒する前に必ず耐熱温度の確認をしましょう。
    ガラス容器には「耐熱ガラス」「ソーダガラス」があります。
    耐熱ガラス容器は120℃まで対応可能ですが、ソーダガラス容器は80℃と決して高くありません。

    また、耐熱ガラスの場合も「耐熱温度差」に注意しましょう。
    例えば耐熱温度差が80℃の場合は最初の温度から80℃変化するまでが適応温度になり、それ以上は破損の可能性があります。

    煮沸消毒出来ない瓶や、鍋に入らない大瓶は?

    梅酒瓶消毒

    一番簡単な方法は煮沸消毒ですが、梅酒の瓶は大きい便が多いので難しい時もありますね。
    かといってわざわざ大鍋を購入するのはもったいない…。
    そんな時は消毒用エタノールでも十分です。

    手順は以下の3つ。
    ①事前に手を洗う
    ②瓶を中性洗剤でよく洗ったあと、しっかり乾燥させる
    ③消毒用エタノールで拭いて消毒

    洗浄だけでなく乾燥まで行う

    洗剤にも除菌効果はありますが、洗った後は水気をしっかり切らないとカビの原因になってしまいますので、しっかり乾燥まで行いましょう。

    アルコールで消毒の代用は出来ません!

    消毒用エタノールはドラッグストアなどで購入できます。
    よく「ホワイトリカーや焼酎などのアルコールでも代用できないか?」と思う方がも多いですが、代用は不可能です。
    アルコールはアルコール濃度が低いため、殺菌力は非常に低いです。(ホワイトリカーの場合は35度)
    アルコールによる消毒効果が最も期待できるのは、アルコール度数が70~80度です。焼酎も35度前後なので、消毒として用いるのはオススメしません。
    そのため雑菌が発生しやすい環境下である梅酒の消毒には消毒用エタノールを必ず使用しましょう。

    事前に徹底消毒をして、飲料の中では比較的アルコール度数が高いホワイトリカーを使用すると雑菌の繁殖をより抑えることが出来ます。

    消毒だけでなく、保存状態も重要!

    梅酒瓶消毒

    梅酒は作る際だけでなく、保存する際も放っておかないよう、まめに様子を見ましょう。

    見るポイントは以下の3点です。
    ①密封性
    ②温度の少ない冷暗所
    ③ムラが出来ないようにする

    梅が乾燥しないように密封する

    アルコールは空気に触れると蒸発してしまい、梅酒に含まれるアルコール量が減るだけでなく、アルコール度数も下がる恐れがあります。
    アルコール度数が下がると雑菌が繁殖しやすくなってしまいますので、開封後はしっかりと容器の口を密閉しましょう。
    また、梅酒は空気に触れると、触れた部分が変色したり、雑菌がある場合はカビが発生してしまいます。

    保存容器にはプラスチック製よりも瓶が推奨される理由は「空気に触れずに密封」されるためです。
    しかし、瓶を使用してもうっかり閉じ忘れ等があると意味がないため、閉じ忘れがないよう注意しましょう。

    冷暗所で保管して直射日光を避ける

    梅酒の温度の上昇につながる原因が直射日光が当たる場所で保管することです。
    温度が上昇してしまいますと、結露が発生して味が変化してしまったり、瓶内部の圧力が上がり破損原因になります。

    梅酒は必ず温度が上がらないような冷暗所で保管してください。
    直射日光が当たらない、温度変化の少ない、常温で比較的涼しい場所が冷暗所です。

    冷暗所に適していると思われやすい「冷蔵庫」は実は梅酒の保存に向かないので注意!
    理由は低温かつ風通しが良くないことが挙げられます。
    また、温度に変化が全くないことで、梅エキスの溶出が進まずに「熟成しにくく」なってしまう現象が発生してしまいます。

    氷砂糖の濃度を均一にするために瓶をゆする

    氷砂糖はゆっくり溶けるため、漬けて1ヶ月くらいは濃度にムラがあります。
    そのため、毎日でなく週に1度の頻度でいいので優しく瓶をゆすって均一にしましょう。

    商品紹介

    手作り梅酒の消毒方法をご紹介しましたが、市販の梅酒と飲み比べてみるのも楽しいですよ♪

    おすすめ梅酒「原酒梅酒」

    原酒梅酒

    五代庵の梅酒の中で人気NO1の梅酒。
    和歌山県産紀州南高梅、ホワイトリカーと糖類を使用し、複数の長年ものの梅酒をブレンドして丁寧に作りました。
    まろやかで奥行きのある味で口当たりが良いだけでなく、後味もクリアで飲みやすい梅酒です。
    甘さもすっきりしていて、梅酒に苦手意識がある方にこそおススメしたい一品です。

     

    原酒梅酒 720ml
    原酒梅酒

     

    おすすめ梅酒「蜂蜜梅酒」

    蜂蜜

    熟成させた梅酒に純粋な蜂蜜を使用し、コクのある甘さに仕上げました。
    梅の甘酸っぱさとハチミツの自然由来の甘さが優しい味わいです。

     

    蜂蜜梅酒 300ml
    蜂蜜梅酒

     

    おすすめ梅酒「橙梅酒」

    橙梅酒

    普段はマーマレードに加工されることが多い橙のすっきりとした酸味と、梅干しの甘酸っぱい味わいが特徴的な梅酒です。
    甘酸っぱい味が好きな方が多い女性に特におすすめです。

     

    橙梅酒 300ml
    橙梅酒

     

    Plum Liqueur Select ~セレクト~ (プラムリキュールセレクト)原酒梅酒・蜜柑梅酒・柚子梅酒

    Plum Liqueur Select ~セレクト

    お得なセット梅酒商品!
    人気の原酒梅酒に蜜柑、柚子と甘酸っぱい美味しさが詰まった梅酒です。

     

    Plum Liqueur Select ~セレクト~
    Plum Liqueur Select ~セレクト~ 原酒梅酒・蜜柑梅酒・柚子梅酒

     

    まとめ

    ここまで手作り梅酒の瓶の消毒方法と保存方法をご紹介しました。
    梅酒作りは難しそうな印象がありますが、コツを抑えれば簡単に出来ます。
    慣れてきたら是非、自分好みの楽しんでみてください!

    他にも五代庵の梅酒ページでは梅酒ランキングや、全梅酒商品の味の一覧表、おすすめ商品、最新ニュースなどをご紹介しています。是非ご覧ください。

    五代庵の梅酒ページ